Magical 8bit Plug 2 は、YMCK Yokemura開発の、往年の8bitゲーム機のようなシンプルな音を作るプラグイン形式のソフトシンセです。
Audio UnitsおよびVST3をサポートするMac/Windowsホストアプリケーション内でご使用いただけます。
汎用のシンセでは再現しにくい疑似三角波やロービットノイズを搭載しているほか、8bit音源特有の高速アルペジオや音色・音程を細かく変更するエフェクトなどが簡単に再現できる各種コントロールを実装しています。
前バージョン(Magical 8bit Plug)とは形式上別のプラグインとなっていますので、前バージョンがまだ動作する方は、両方インストールして使い分けることが可能です。
波形 | 特徴 |
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Pulse:矩形波 | 電圧の高・低だけで作れる最もシンプルな波形で、電子音の基本といえます。高・低の時間比率(デューティー比)を変えることで異なる音色になります。パルス幅が同じものを特に方形波と呼ぶこともあります。 |
Triangle:疑似三角波 | 三角波を8bit機の処理能力の限界内で擬似的に再現した波形です。ベースなどに適しています。波形のギザギザによるビービーというノイズが特徴で、8bitっぽさの演出には欠かせない音色です。 |
noise:ノイズ (ロービットノイズ) | ランダムな波形です。これも8bit機の処理能力の限界から普通のシンセ等の出すホワイトノイズよりも荒々しい音色になります。前バージョンに搭載の4段階の電圧をランダムに変化させる独自仕様音色(4bit pure random)と、実機を忠実にエミュレートした高低2段階を疑似乱数で変化させる音色があります。後者はさらに、疑似乱数周期の長短で2つの音色に分かれます(1bit Short Cycle/1bit Long Cycle)。 |
同時発音数 | 設定により可変。最大64 |
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波形選択 | 7種類
|
エンベロープ設定 | ADSR(Attack, Decay, Sustain Level, Release) |
コントロール対応 | ベロシティ(0~127)/ピッチベンド(±1~±24) |
周波数スウィープ(自動ピッチベンド)設定 | 初期ピッチ/遷移時間 |
ビブラート設定 | 深さ/速さ/開始遅延 |
カスタムエンベロープ | 音量/ピッチ/矩形波デューティー比 |
レガート/ポルタメント | 遷移時間 |
アルペジエーター | アップ・ダウン選択/スピード |
カラーテーマ | 6種類 |
Audio UnitsおよびVSTをサポートする Mac OSX アプリケーション | |
VSTをサポートするWindowsアプリケーション |
Magical 8bit Plug、実に5年ぶりの新バージョンです。
本バージョンは、JUCE Frameworkを使うことで、本質と関係のない各プラットフォームのお約束などを意識することなく作りたい内容に集中することができました。結果、完全にゼロから書き直しとなったにもかかわらず、より多くの機能を搭載し、かつVST版も同時開発することができました。JUCE、本当に素晴らしいです。
そして、本バージョンからソースを公開としました。技術をお持ちの方はぜひ要望・バグなどをご自身で改良していただき、そしてMagical 8bit Plugにフィードバックしていただければと思います。また、技術以外にサポートいただける手段としてドネーションを設定しました。こちらも開発の助けになりますので、何卒よろしくお願いします。
なお、インストール方法や使い方などの基本的な質問につきましては、これまで同様、時間の都合上お答え(お応え)することができませんので、あらかじめご了承ください。
2022年2月バージョンアップによせてMagical 8bit Plug「2」をリリースしてからずいぶんと経ちましたが、ひきつづきご利用いただきありがとうございます。
GitHubでのバグ報告や修正提案、ドネーションも多くいただき、そのおかげで順調にバージョンアップを重ねられております。
ひきつづき機能追加や修正などを行っていきますので、変わらぬサポートのほど、よろしくお願いします。
Magical 8bit Plugが2になった。
「1」はいつからかなぁ?多分リリース直後からずーっとお世話になってる。
自分はファミコンを直接サンプリングした音も使っているけれど、その出音の微妙な音質の差において使い分けている。
僕の中で「1」は ちょっとヤンチャなPSG音源って感じの位置付けだった。
で、今回の「2」ですが
いやぁ、やっぱヴァーションアップしたにもかかわらす、フリーソフトのままというのがまず一番の魅力ではないでしょうか?そして音色のバリエーションも増え、操作もしやすく痒いところに手が届く的なとても充実した音源に進化している。
これってやっぱ作者のヨケムラさんが技術者であり、作曲家であり、ライブアーティストである、、さらにオープンソースであるというところも、彼の持ってる資質、個性ならではの仕上がりを持ったソフトになってる、素晴らしい!
で、今回はさらにファミコンなど初期のゲーム機においてサウンドプログラムは16ms毎に呼び出され処理していたとう仕様に基づき、ボリューム、エンベロープ、ピッチなどが簡単にコントロールできる仕様が追加されてる。なので、ゲーム初期の音源に拘りのある人にとっては愛すべき仕様になってるし、そうじゃない人にとっては、多分、曲中において使い方によって、とても個性的な音色効果を期待できるのはないでしょうか?
Chip Tanakaの2ndは間に合わなかったけれど、サードアルバムではこの「Magical 8bit Plug2」の音を取り入れて挑みたいなぁ、と
今から楽しみです!
ヨケムラくんに感謝!!
2リリース、待ってました!ありがとうございます!
自分のチップチューン生活は、Magical 8bit Plugに支えられてきたと言っても過言ではありません。初期の曲はほぼ全てに使ってたんじゃないでしょうか。
それほど使い続けてきたMagical 8bit Plug・・・ですが一時期、大きな壁にぶつかりました。『Windows版 64bit未対応問題』!!一Windowsユーザーとして、「どうしてMac優先なのか!」「みんなも64bit対応を待ってますよ!」と開発者のYokemuraさんにプレッシャーをかけ続けること数年(申し訳ない!)。。。ついに新バージョンを使える日が来ました!
しかもいろいろパワーアップして!
まずGUIが見やすい!ビブラートを手書きで書かなくていい!エンベロープもカスタムできる!
何よりやっぱり、Magical 8bit Plugは出音がイイ!
少しクセがある感じが、実機っぽさであり、ほかの音色と混ざった時の存在感にもなります。
本当にありがとうございます、これからも使わせていただきます!
全世界のピコピコ人間大喜び!!
ついにMagical 8bit Plugの新バージョンリリース、おめでとうございます!!
見た目がすっごい洗練されて、イメージしたピコピコの音を直感的に作れるようになりましたね。
これは楽しいです!!
シンセのことを全く分からなくてもぜーんぜん大丈夫!!
すぐにピコピコの8ビット遊園地に入り込んで、ワクワクしながら曲が湧いて来ます!!
新しく追加されたAuto Bendも、Vibratoも、これこれ、この感じってのが本当に簡単にできます。
前のバージョンには10年間くらいずっとお世話になってたんですけれども、Magical 8bit Plug単体だとできなくて、色々あの手この手で頑張っていたのが懐かしい・・・。
本当にありがたいです。ありがとうございます、除村さん!!!
実は、ちょっとした隠し機能(?)みたいのもありまして、Pulseをすごく細かく切り替えてドゥルルルルってさせることが出来るようになってるんですよね。
ドラ◯ンクエ◯トの呪文のMEとか、2の街のBGMで使われてるんですけど、ある即売会イベントで除村さんにお会いした際に、「Magical 8bit Plugで出来るようになったらすごいですよね」ってお話したら「実装しましょう!!」っておっしゃって下さって、できるようになったんですよ!!
デモソングのTrack 5でその機能が使われてるんですが、ちょっとこれ面白いので、ご紹介しますね。
そうすると、Pulseの12.5%、25%、50%が切り替わってドゥルルルしてくれます。
[]でくくるとループするようです。
[]を書かないと、発音時のみ切り替わって、これはこれで面白いアクセントがつきます。
もっとゆっくり切り替えたい時は、
[0, 0, 1, 1, 2, 2] とか
[0, 0, 0, 1, 1, 1, 2, 2, 2] とかみたいに同じ数字を続けるとゆっくりになります。
こんな感じ!!
ついつい長くなっちゃいましたけど、めっちゃ楽しくて使いやすいピコピコ音原です!
みなさんもピコピコ楽しい曲、作ってきましょーーー!!!
Magical 8bit Plugが6年の沈黙を破ってついに新バージョンリリース!!めでたい!!
ファミコンサウンドを再現するプラグインはいくつか試してきましたが、サウンドのクオリティはもちろん、シンセタムなどが簡単に作れるスイープや、ビブラートのディレイパラメーターで出せる「あの感じ」が、さすが実践でPSGを扱われているYMCKさんだからこその練られた使い勝手で、効率良くアイデアが紡ぎ出せるので仕事でも愛用させて頂いております。
最近流行りのテープシミュなどのLo-Fi系エフェクターとの相性もいいですよ。
この度は「Magical 8bit Plug 2」のリリース、おめでとうございます!
待望の64bitとVST3対応! 本当に嬉しいです。
早速使わせていただきましたが、昔から好きだった力強い出音の印象は全く変わること無く新機能やUIの実装により正当な進化を遂げたように感じました。
「カスタムエンベロープ」は他の方がレビューされているので割愛し、僕からは別の新機能をレビューしようと思います。
今回新たに実装された「Auto Bend」という機能、ざっくり説明するとノートオン時のピッチを変化させるものでチップチューンテイストの楽曲の中でアクセントとなる音を簡単に作れる良機能だと思います!
僕はOSC TypeをTriangle、Ini.Pitchを12、Timeを0.5辺りにして鳴らすベースの音がお気に入りです。
そこに「Vibrato」(Windows版にも実装されました!)を足してコードを鳴らしたりしても面白そう……!
そんな感じで、実際に触ってみる中で音作りの幅が広がった事を実感できるかと思います。
そして今回のバージョンからオープンソースになったという事で、既に充分な機能を揃えているMagical 8bit Plug 2がこの先どんな発展をしていくのか、とても楽しみです!
今後とも使っていくかと思います。
興味を持った方は是非使ってみて下さい!
8bitソフトシンセの草分けにして不動の絶対的エース「Magical 8bit Plug」が遂にメジャーアップデート!
どれだけ多くのユーザーが待ち望んでいた事か。
YMCKヨケムラと呑み歩く度に「進捗どうですか」的に生暖かい眼差しで尋ねてましたが、さすが天才。恐れ入ります。
全世界待望のインターフェイスが遂に実装!しかも選べる6種類!芸が細かい!
初代から受け継がれた音圧、最大64音ポリフォニック、オートベンド、ビブラート、8bitミュージックの境界を超え、クリエイターの創造を広げてくれます。
これで無料なのホントいいの大丈夫なのマジ優勝です。
あなたのDAWに是非!「Magical 8bit Plug 2」遂にリリースですよ!
あの伝説のYMCK謹製VSTi「Magical 8bit Plug」がバージョン2になり新機能と64bit対応を引っさげて帰ってきた!
モダンなDAWですぐにロードして使える、大変便利な8bitゲームコンソールサウンドの雰囲気満点のシンセサイザーなのはもちろんのこと、使いやすく大きく進化したユーザーインターフェースと、何と言っても今作からの超強力な新機能「カスタムエンベロープ」に注目してほしい!これまで実機でよく使われていたというフレーム毎のサウンドコントロールが出来てしまう本機能は、簡単な文法ですぐに習熟可能!
音量、ピッチ、デューティー比を思いのままに操ってノスタルジックな雰囲気に浸るもよし、攻めの音色作りに励んでライバルに差をつけるもよし!圧倒的な可能性を手に入れた素晴らしいシンセサイザーです。是非皆様もダウンロードしてお使いください!
「Magical 8bit Plug 2」で曲を作っていただきました!
Title:Magical City
16個のMagical 8bit Plug 2とチャンネルストリップとEQ、一部ディストーションのみ使用。